2024年度 夏合宿 撮影記録#1

本部活では毎年夏に合宿を行っています。本年度は北の大地・北海道に赴き、仲間とともに様々な経験をしました。

本記事、撮影記録ではそんな夏合宿中に撮影した写真を複数回にわたってお見せいたします。

今回はJR北海道、千歳線・函館本線が乗り入れる苗穂駅に隣接の苗穂工場にて行われていた構内入換を捉えた写真です。構内入換とは、車庫内に止めてある車両を別の線路に移動したいときなどに行われます。苗穂工場の構内入換では、大半の場合が以下の機関車に引かれて行われます。

 

現在はナンバープレートを取り外されているこの機関車はDE15形といい、元は客車を引いていました。DL冬の湿原号の本機(牽引)や、SLニセコ号の補機として使用された実績を持ちます。

撮影時、この車両に引かれていたのはキハ283系という主に特急「スーパーおおぞら」や「スーパー北斗」として使用された車両です。2022年3月を持って定期運用を離脱した、すなわち引退済みの車両です。解体が進む同形式ですが、まだ一部の車両は残っています。

止まっていた位置を離れ、苗穂駅自由通路方向に出庫して来ました。今回はDE15+キハ283-16の組成でした。自由通路の下をくぐり抜け、分岐器を超えたところで停車しました。

すぐに分岐器が転換し、推進運転で折り返して行きます。

 

道中には解体中の721系がいました。その横を通っていきます。

 

検修庫らしき建物に入庫しました。ここでDE15とキハ283は切り離すと同時に入換終了となります。

今回は時間の都合上この入換のみの見学になりましたが、このような入換を一日に多い時で複数回行っています。今回のように、既に引退してしまった車両を近くで見ることが叶うのも構内入換の面白いところだなと感じました。

 

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